あかね荘 荘歌

1 裏山をまぶしく染めて
  山桜咲きそろう日の
  ひかり掌にいのちの
  彩を身につつみ
  ああ あかね荘 いちにちを
  花一輪として咲きましょう

2 岩木山すこやかに佇ち
  笑いつつりんごの丘の
  みどり掌にいのちの
  風を身にまとい
  ああ あかね荘 いちにちを
  花一輪として咲きましょう

3 月のぼる音のひびいて
  あかあかとひとりひとりの
  なみだ掌にいのちの
  しずく身にうけて
  ああ あかね荘 いちにちを
  花一輪として咲きましょう

4 しんしんと雪ふりつづく
  ひとすじの道ねむる日の
  微笑みを掌にいのちの
  波を身にあびて
  ああ あかね荘 いちにちを
  花一輪として咲きましょう